家族葬のお通夜

家族葬では、お通夜を行わない場合もあります。従来の式では、夜の7時頃からお通夜を行い、会社関係者等にも参列してもらうということになっていますが、家族葬では会社関係者の参列はないため、お通夜を行わないということです。しかし、理由は他にもあります。まずは参列者に遠方からの人がいる、仕事等のためにお通夜と告別式の両方に出られないという人がいるということが考えられます。次に考えられる理由は、参列者に高齢の人が多いということです。確かに高齢の人にとって、お通夜と告別式両方の拘束は身体的につらいでしょう。そして、費用をなるべく抑えたいという理由もあります。

確かにお通夜も行うとなると、お金はかかります。特に遠方からの参列が多い場合、遺族側はいろいろと気を使って大変です。お通夜翌日に告別式となると宿泊するという人もいるため、宿泊代は遺族が負担ということになるでしょう。このようなことは遺族にとっては金額の面で大きな負担になります。このような理由のために、最近はお通夜を行わずに、告別式のみという家族葬が増えてきているのかもしれません。

元々、お通夜は親族が交代で寝ずの番をして、ろうそくの火を絶やさない様にし、故人と一晩を過ごすというものでした。しかし、近年はろうそくの火が危険と言われたり、斎場で行うのでそのような場所がないということでお通夜が簡素化されました。また新たにお通夜を行わないという形に変化してきているのです。お通夜も、時代と共に変わるものです。